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グリザベラの館

グリザベラの館

H16・ 3・ 3    初診から1年経過

  H16・ 3・ 3  初診から1年経過




病院の食堂で昼食をとってから慌てて眼科受付に

向かった。長椅子の配置が変わっていたせいか待合の

雰囲気が今までと違って見えた。待ち時間が長かった

こともあり受診一番目の時と同じくらい緊張した。昨年

外来で知り合った患者さんと診察日が一緒だったら、こん

なにも緊張しなかったかもしれない...






 少し心細かったから診察を待っている患者さんとお話を

した。初診の患者さんで、まだ検査と診察があるらしい。

“午前中から来てるけどまだ、終わらないのよ。

こんなに時間かかるとは思わなかったわ”


“私、昨年の今頃、初診だったんですよ。

やっぱり時間かかりましたよ。”






 どれくらい時間が経ったのだろうか。

“○○さーん、4番にお入りください”

と呼ばれ検査室へ。

視力検査(裸眼・矯正)・斜視角の測定(バープリズム)等を

行った。久々の検査だったのでとても疲れた。






 検査が済むと検査疲れした眼を休めながら待合で

S先生による診察を待った。

“○○さーん、1番にお入りください”

と呼ばれ診察室へ。

S先生“お久しぶり!元気にしてた?長く待たせて

    ごめんね。”


私  “お久しぶりです。元気にしてましたよ。”


S先生“バイト行ってるそうね…医療系の…”


私  “ええ、半社会復帰といったところですね。
 
    完全復帰はまだなんです。病院ってなかなか

    なくって。”


S先生“病院はねぇ…HPはまだ続けてるの?”


私  “ええ、続けてますよ~見てくださいよ~”


S先生“ごめんね~眼の具合はどぉ?”


私  “気になること、書いてきました。”


 昨晩書いた『現在の症状と先生への質問事項』を

S先生に渡し診察が始まった。


S先生“集合写真は克服できたのね。”


私  “ええ、この前また写真撮っちゃいました。”


と言って『パックと花の精~真夏の夜の夢~』と題した

扮装写真^^;と集合写真を見ていただいた。


S先生“いい具合じゃない。黒目の中心に光りが当ってる

    のはとってもいい証拠なのよ。”






 それから斜視角の測定(角プリズム)・眼球運動・カバー

テストなど行い私の質問に答えていただいた。



S先生“左眼のズレは左眼で見る機能が弱いためで、指での

    訓練をしても構わないけれど、やりすぎると頭痛に

    なるので気を付けてね。○○さんは以前頭痛持ちだ

    ったよね?”


私  “ええ、5年程前。つい最近思ったんですけど、緊張型

    頭痛じゃなくてVDTだったんじゃないかなって思う

    んですよ。ちょうど、パソ始めた頃ですし…”


S先生“緊張型頭痛はVDTが原因ってこともありうるのよ。

    パソしすぎちゃダメよ。目覚めたときのズレは寝て

    いる時は誰もそうなので気にしないで。”


S先生“斜視の具合だけど、術前が50プリズムジオプター

    5月が5プリズムジオプター

    そして今日が10プリズムジオプターね。”


私  “術前ってヒドかったんですね…”


S先生“将来的には15プリズムジオプター位までになる

    かもしれないわね。誰からもズレがわかるのは

    20以上になってからよ。なので現段階でリオペの

    適応ないわね。”



 それから『抑制』と『車の運転』について伺った。


S先生“抑制になってるけれど右眼は右エリア、左眼は

    左エリアを見てるわね。健康な眼の方のように

    両眼で見る範囲はないけど、運転してもいいわよ。”


私  “へぇ~そうなんですか~"



と先生からの意外な回答にためらう私...


S先生“○○さんは複視の症状がないでしょう?”


私  “ええ”


S先生“距離感というより車間距離と怖さが問題。

    車庫入れは大変かも。”


私  “そうなの、車庫入れすごく苦手なの。”


『怖さねぇ…運転してた頃の怖さとペーパー歴?年

の怖さかぁ…学生の時とって数年運転していて、その

後ずぅーと運転してないからなぁ…』


『集合写真の怖さを克服するのにオペを受けてから

9ヶ月もかかったヒトだからなぁ…私は…』

S先生のお話を伺いながら心の中で思っていた。



S先生“次の診察だけど、9/1でもいい?”


私  “ええ”


ということで次回の診察は9/1となり

S先生にあいさつをして診察室から出た。

私自身が思ってたほどズレがひどくなくて良かった。(^○^)

→3/7の日記へ




 会計を済ませてからお隣の図書館へ行った。私のHPにも

リンクしてある医学部のある図書館しか置いていない冊子

【患者さんの気持ち 看護師の気持ち  お医者さんの気持ち】

を読むために…私自身患者の立場であるし、ボランティアでは

患者の立場ではないから両方の気持ちが伝わってきた。


 それからその冊子の近くに興味深い本を見つけた。外国人

との会話集で病院編だ。病院ボランティアでよく外国人がみ

えるので役立つかもしれないと思いコピーしてきちゃいました。

















       

    

    














































 


 





 









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